16歳でデビュー組となった君へ
君の名前と顔が一致したのは3年前の少クラだった。
それはジュニアにQの一コマで。
戸塚さんに対抗して、若鶏の唐揚げ1つで白米500グラムを平らげられる!と前歯を出して無邪気に笑う君を可愛いなぁと思った。
踊る君はとても楽しそうだった。なんだか五関くんと似ているようにも見えるリズムの取り方には目が釘付けになった。
時に謎のプロデューサー目線になってしまう痛いジャニオタの私は、なるほどー、このコはきっといずれ前に出てくるタイプね、と君を(私の頭の中に存在するw)『有望なフレッシュJr.リスト』に分類した。
それから2年後の2019年1月17日。
既に完成されているようにみえるSnow Manへ3人の増員が発表された。
そしてそのグループのセンターに…
あの時と同じように、前歯をみせて笑う君がいた。
…これはこれまでのどのグループの増員よりも荒れるだろうな。だけどそれ以上に注目されるはず。
時が経った分、謎のプロデューサー目線に磨きがかかった私は、これからのSnow Manを脅威に感じ、それと同じくらいに君のことが心配だった。
…君に対する悲しい言葉は、私が心配していた以上にたくさん見かけた。
だけど私にも-Zがつけられたグループの変化をすぐに受けいれられなかった過去があるから。だから納得がいかない方の気持ちは分かる部分もあって…
君が認められる1番の方法は、10歳以上の年齢、そして経験に差があるメンバーに近いパフォーマンスをすることなんだろう。
しかもその追いつかなくてはいけない相手は兄組Jr.グループの中でも実力派のSnow Man。
考えれば考える程に君が気がかりで。だけど同時にそれができる未来がみえるような気がした。
ま、根拠はなかったんだけどね。
その未来に期待して、私はこれまで以上にSnow Manの現場に通うようになった。
そして期待していた通り、横アリでも、歌舞伎座でも君はステージを楽しんでいるようにみえた。
不安そうな様子なんてみせずに、物怖じせず、センターで堂々と歌い、踊る君。
だけどある時、その脚が少し震えているようにみえて。
その瞬間、覚悟を持って頑張る君を、覚悟を持って応援していこうと決めんだ。
パフォーマンスもビジュアルも、見るたびに成長している君だけど、まだ悲しい意見を目にしてしまうことがある。
…オタクは趣味だし、その経緯も人それぞれ。色々な意見があることは仕方がない。
だからこそ、そんな言葉が聞こえないくらいに以上にただ君を愛でようと思う。
ラウくん可愛い、ラウくんかっこいい、ラウール様ー!って、君の良いところをひたすら呟いていたい。
そしてそれを見た誰かが、確かにラウールっていいよねとか、なんかラウ担って楽しそう、って思ってくれたりしたら…
あぁ、そんな人が1人でもいるといいのになぁ。
もちろん公式にしっかりお金も使うけれど、それ以外に私ができる1つのこと。
馬鹿って思われようと、変態って思われようと別に構わない。能天気なフリをして、ただただ君に対するプラスの言葉を発信し続けていこうと思うよ。
…だけど、うーん…変態は事実だわ。ラウくん、なんかゴメンね♡
あのね。
君たちが口にしてくれてる『国民的アイドルになりたい』という目標と同じくらいに、君たちに叶えてほしいことが私にはあって。
メンバー全員、心も身体も健康であり続けますように。
この先、メンバーが仲違いすることがありませんように。
君たちがやりたい仕事を、君たちらしく続けていくことができますように。
そして…プライベートでも幸せを掴んでくれるといいな。
今日、その全てが叶う未来に向かって。
Snow Man、デビューおめでとうございます。